検索エンジンスパム

検索エンジンスパムを避ける

SEOを実施する際に注意したいのは、最適化を求めるあまり、使い方を間違えてしまうことです。
使い方によっては、検索エンジンをだます行為と見なされる事もあります。このような悪質な行為「 検索エンジンスパム」について説明します。

検索エンジンスパムとは
検索エンジンスパムとは無理やりHTML内にキーワードや文章を入れたり、リンクを作為的に操作する作為などが該当します。

検索エンジンスパムによってユーザーに的確な情報を提供することができず、スパムサイトが検索結果の上位を独占してしまうことになりかねません。
そこで検索エンジンは独自に検索エンジンスパムの判断基準を作り、スパム行為に該当するサイトにペナルティを課すなどの対策をとっています。

ペナルティについて

検索エンジンスパムのペナルティ

検索エンジンスパムに該当するサイトにはペナルティが課せられます。
そのペナルティは次のようなものがあります。

検索結果の順位を下げる

検索結果の順位付けをする際、マイナスポイントを加えてランキングを下げるというものです。
検索結果の上位には表示されなくなります。
検索結果から除外する

検索エンジンのデータベースから除外され、検索しても検索結果に表示されなくなります。
検索エンジンのデータベースには残っているため、スパム行為を中止すれば正常に戻ることがあります。
データベースから削除する

検索エンジンのデータベースから削除される、厳しいペナルティです。ページ単位やディレクトリ単位の場合もあれば、ドメイン名ごとIPアドレスごと削除される場合もあります。
ドメイン名やIPアドレスが検索エンジンから削除されると、ペナルティを受けたドメイン名は二度と検索結果に表示されることはなく、新たに取得しなければなりませんし、サーバを移転して違うIPアドレスに変更することが必要になります。
やってはいけない行為とは

どのような行為が検索エンジンスパムになるのか、それを知ることは大切です。
よかれと思って行ったSEO対策がスパム行為とならないために、どのようなスパム行為があるのか覚えておきましょう。
隠しテキストスパム

隠しテキストスパムとは人でなくスパイダーに読み取らせるためのスパム行為です。
・背景と同じ色、または背景色に近い色で文字を埋め込む
・人間の目に判断できないような小さいフォントサイズで文字を埋め込む
詰め込みテキストスパム

＜img＞タグのalt属性＜noframe＞タグ＜noscript＞タグなどにキーワードや文章を詰め込むスパム行為です。・同じ画像を複数並べて、それぞれの画像に＜img＞タグのalt属性を設定する
・1ピクセル×1ピクセルなどの小さな画像に＜img＞タグのalt属性を設定する
・フレームを使用していないページに＜noframe＞タグを使って文字を埋め込む
・JavaScriptを使用していないページに＜noscript＞タグを使って文字を埋め込む
複製ページスパム

ほとんど同じ内容のページを複数作り、検索エンジンに登録するというスパム行為です。
検索エンジンは、このようなページを見分けてスパム行為と判断しています。
メタスパム

＜meta＞タグを悪用したスパム行為です。
・1つのHTMLファイルで複数のdescription属性やkeywords属性を使う
・description属性に長い説明文を入れる
・keywords属性に大量のキーワードを入れる
リンクスパム

リンクを作為的に操作してランキングを上げるスパム行為です。
・小さな画像などに、人には見えないリンクを設定する
・テーマに全く関係のないサイトと相互にリンクする

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検索エンジンスパムについて